群馬県館林市にある「カルピスみらいのミュージアム」。カルピスについての様々なことを学べる工場見学の施設で、工場見学の最後には美味しいカルピスの試飲やお土産ももらえます。そんなカルピスみらいのミュージアムの予約方法から内容までをご紹介!
基本情報
【見学開始時間】10:00・13:00・15:00、定員最大20名、所要時間は約90分
【住所】〒374-0072 群馬県館林市大新田町166
【電話】0276-74-8593 9時15分から16時
HPから予約をしよう
カルピスみらいのミュージアムは完全予約制です。アサヒ飲料のHPから予約をします。
予約の開始日は毎月中旬頃になりますので、正確な日時はHPでその都度確認しましょう。
ちなみに、2024年2月分の予約は1月18日(木)9時15分からでした。
予約は開始とともに、人気の休日からあっと言う間に埋まっていきます。2月の予約受付もすべて満席となり真っ赤になっていました。
駐車場とアクセス
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車でカルピス工場に行く場合は、無料の駐車場があるのでそちらに停めましょう。工場に行くと、入口で守衛さんがいますので、予約者の名前など伝えると駐車場を案内してもらえます。
電車の場合、最寄りの東武佐野線渡瀬駅より徒歩10分です。
工場見学
青と白を基調とした、まさにカルピスのイメージカラーを表現したエントランスに集合し、受付を行います。
巨大なカルピスのオブジェ
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エントランス中央に立つ、巨大なカルピスのオブジェ。参加者のほとんどの人が、巨大カルピスと一緒に写真撮影を楽しんでいました。従業員さんにお願いすると「カラダにピース!」の合言葉とともに写真を撮ってくれます。
また、エントランスでカルピスのグッズも販売しています。
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巨大カルピスはただのオブジェではありません。小さな覗き穴が2箇所あり、絵本のようなカルピスの世界が映像で流れています。
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右側にあるのは、カルピス工場の生産ラインで使われていた、カルピスの瓶をパッケージに包む機械です。
予約していた人が集まり、時間になったら工場見学スタートです。
カルピス誕生のシアター
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まずは、カルピスの誕生秘話をシアターで見学します。三島海雲という人がモンゴルで乳酸菌に出会ったことが始まりです。アニメ形式で子供も興味を持って見られるようになっています。
歴代のポスターや看板
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次はカルピス100年ギャラリーです。
ここでは、歴代のカルピスやポスターなどの展示を楽しめます。
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カルピスのキャッチフレーズは「初恋の味」。これは甘くて酸っぱいカルピスの味や、微妙で優雅で純粋で清純などのカルピスの持つイメージからつけたものだそうです。
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歴代のポスターでは、若かりし頃のスポーツ選手やアイドル、女優さん達がカルピスを紹介しています。
こちらは1964年の長嶋茂雄さんがカルピスを手に持って紹介しているポスター。昭和感満載の劇画チックな雰囲気が最高ですね。
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左側の写真は1993年初代カルピスウォーターのCMに起用された後藤久美子さん。
右側は、1999年のRIKACOさんの新聞広告。
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斉藤由貴さんに、吉永小百合さんなど、私の知らないものから、懐かしのものまで様々です。ポスターを見ながら、自分も歳をとったな〜なんて思ってしまいました。
私的にはここの展示が一番面白かったです。
歴代カルピス
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その他、歴代のカルピスも展示されています。こちらは初代カルピスです。なぜだかミロのビーナス?が描かれていて、今のイメージからは遠く離れています。
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途中から、カルピスの発売7月7日合わせて、七夕にちなんだ天の河をイメージし、水玉模様のパッケージになっています。
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さらに、瓶から紙容器になり、現在のプラスチックに変わってきています。
原液希釈タイプしかなかった時代に一時売上が低迷しましたが、気軽に飲めるカルピスウォーターが発売されたことにより、爆発的なヒット商品となり復活しました。
匂いで感じる発酵の部屋
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次はカルピスができるまでの工程と、カルピスの匂いを感じられる「発酵のへや」を体験し、実際の製造ラインの見学と続きます。
カルピスの試飲
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工場見学の最後にカルピスの試飲と工場見学で学んだことのクイズがあります。
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カルピスと試飲です。1杯分に小分けされたポーションをコップに入れ、水を注げば完成です。
今はこんなポーション型も販売してるんですね。知らなかったです。
お味はいつものスッキリとした甘さと酸味の初恋の味でした!
最後にお土産としてコースターやカルピスウォーターのペットボトルをもらえます。
カルピスグッズのショッピング
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また、最初のエントランスに戻って解散です。このタイミングで気になったカルピスグッズのショッピングや巨大カルピスと写真撮影を楽しみましょう。
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文房具から服飾、お菓子、アイス、カルピスバターなど様々なカルピス商品が並んでいます。カルピスマシュマロを食べましたがマシュマロの中にカルピス味のゼリーが入っていて美味しかったです。
感想
試飲とお土産、グッズ含めてここならではのような特別なものはありませんが、すべて無料で楽しめる工場見学としては、十分満足できると思います。
所要時間は工場見学が90分なので、ショッピングや写真撮影含めて2時間かかりませんでした。
工場見学はどこもそうですが、特に週末の予約はあっという間に埋まりますので、開始時間を狙って頑張りましょう!
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