各地に「白糸の滝」という名所はありますが、その中でも屈指の美しさを誇るのが静岡県富士宮市にある白糸の滝。天気が良ければ滝にかかる、きれいな虹や大きな富士山も見ることができます。マイナスイオンもたっぷりです。そんな白糸の滝の魅力をご紹介!
基本情報
【住所】〒418-0103 静岡県富士宮市上井出273−1
【電話】富士宮市観光協会:0544-27-5240(8時30分〜16時30分)
【入場料】無料
【営業時間】特になし
【所用時間】写真を撮りながらゆっくり周って1時間程度
【ペット】可
駐車場
【白糸ノ滝駐車場】9:00~17:00(冬季は16:30まで)乗用車500円、バス1,000円、バイクは200円
無料の駐車場は周辺にありません。民間の駐車場がいくつかあり、料金は乗用車300円くらいが相場のようです。
全体マップ
駐車場から音止めの滝、白糸の滝、お鬢水と各見所をぐるっと周り、元の駐車場に戻ってくるのが一般的なルートです。
急な長い階段
白糸の滝へ行くには、急な長い階段を上り下りする必要があります。足腰の弱い方や、ベビーカーを押している人などは、上から見下ろせるバリアフリー用の展望スポットがありますので、そこから白糸の滝を見下ろしましょう。
白糸の滝のみどころ
白糸の滝
富士山の雪解け水が、長さ150mの広範囲にわたり、無数の滝となって流れ落ちています。
落差はそれほどありませんが、その分、幾筋もの滝が、崖をしなやかに流れ落ちる優美な景観を作り出しています。
下に降りて滝壺の近くまで行ける
下に降りられる階段があるので、滝壺の近くまで行き、川の水を触ることも可能です。
ただし、整備された道ではなく、ゴロゴロとした石の上を歩いて進むような道なので、足元には十分気をつけましょう。
マイナスイオンに包まれよう
流れ落ちる滝の水は、川底まで見えるほど高い透明度で、水温は通年12度といつでも冷たいです。
滝から飛び散る細かい水しぶきが、辺り一面を包み込み肌にも感じられます。暑い夏にはとても涼しく、マイナスイオンもたっぷり浴びられ気持ちが良いです。
滝に虹がかかる
天気の良い日には滝の水しぶきで色鮮やかな虹が現れます。虹と滝の共演はまさに幻想的な美しさです。白糸の滝にかかる虹は、午前中が見やすいと言われています。
この日は午後でしたが、メインの滝側では見なく、幅広く続く滝の一角で虹を見ることができました。
音止の滝
白糸の滝へ向かう途中にある音止めの滝。近づくことはできず、展望台の上から見る形です。こちらは、白糸の滝とは真逆で、高さ25mの崖から轟音を響かせながら豪快に滝壺に流れ落ちています。
私が訪れた時は、音止めの滝にも色鮮やかな虹がかかり、沢山の観光客を楽しませていました。
お鬢水
湧き水で出来た小さな池が「お鬢水」です。源頼朝が、鏡のように美しい川面に顔を映して、髪を撫でてほつれを直したという伝説が残っています。
白糸の滝と富士山
お鬢水の近くに、白糸の滝と富士山が一緒に見える展望台もあります。
この日は、残念ながら富士山の上の方に雲がかかってしまい。きれいな一枚は撮れませんでした。
カフェやお土産
駐車場からすぐ脇の入り口部分が2020年にリニューアルされ、広々としたとってもきれいな空間ができました。
天気が良ければ、この場所から大きな富士山もよく見えます。
おしゃれなカフェやお土産屋さんもありますので、観光の最後に、富士山の景色を楽しみながら、ソフトクリームを食べたり、買い物を楽しんだりしてみてください。
感想
迫力のある滝はたくさんありますが、こんなに美しいと思える滝は初め見ました。群馬県の白糸の滝も見ましたが、こちらの方が高さがある分、一回りスケールが大きく感じられました。富士山周辺の観光地としてぜひ、訪れることをオススメします。
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